シンガポール植物園|入場無料の世界遺産!見どころを徹底解説
シンガポール植物園は150年以上の歴史があり、国内で唯一の世界遺産です。物価の高いシンガポールですがシンガポール植物園は無料で楽しめ、見どころも多くおすすめの観光地です。
この記事ではシンガポール植物園の基本的な情報と、シンガポールでインターンシップ中の私が先日実際に訪れたレポートを、多くの写真とともに紹介します。観光地選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてください!
シンガポール植物園(ボタニックガーデン)の基本情報

シンガポール植物園は熱帯地方の特徴を活かした巨大な植物園で、シンガポールで唯一の世界遺産(2015年)です。敷地面積は約82ヘクタールで、東京ドーム約13個分の広さといわれています。
入場料:無料(国立蘭園のみ有料)
開園時間:午前5:00〜深夜0:00(毎日)
アクセス:MRT(電車) Botanic Gardens駅から徒歩1分
住所:1 Cluny Rd, Singapore 259569
その他アクセス方法や各施設・エリアごとの営業時間など、詳細な情報は公式ページからご確認ください。
シンガポール植物園の所要時間
今回、私がボタニックガーデンの全体を周った所要時間は約4時間でした。園内は広く入り組んでおり、少し迷ったため約4時間ほどかかりましたが、公式の案内では平均2時間程度かかると書かれています。
楽しむためには少なくとも2時間は確保しておき、全体をゆっくり楽しみたい場合は、3〜4時間程度確保しておくと良いでしょう。
シンガポール植物園の魅力
個人的に感じたシンガポール植物園の魅力は以下が挙げられます。
- 大都会のシンガポールで、無料で心安らぐ森林浴ができる
- 熱帯地方特有の花や木の観賞(特に蘭の花が有名)
- 原生林で散歩できること
ここからは写真も多く掲載しながら、見どころをお伝えします。
入り口~バンブーエリア

シンガポール植物園の入口。ここから壮大な景色が広がります。時間帯は2時ごろで曇り空だったため、暑過ぎず快適に周ることができました。
シンガポール植物園はBotanic gardens駅に隣接しており、改札から「Singapore Botanic gardens」の標識を目印に駅を出ると、すぐ右手側に入場門があります。

入場してすぐに別世界のような光景に変わる印象を受けました。さらに、両側には蘭の花があります。
少し進むとVisitor service が見えるので、マップを受け取ることをおすすめします。敷地内は大きく、マップがないと迷ってしまいそうなほどです(私は、マップを持っていても迷いました)。マップを受け取り、国立洋蘭園に向けて歩きます。
日本で見慣れない花々が多く、それを横目に緑のトンネルを進むとバンブーエリアが見えてきます。日本と馴染みの深い竹を見て、なんだか安心した気持ちになりました。

バンブーエリアを抜け、歩き進めると次は「ヒーリングエリア」です。薬草が効果別に配置されており、歩いているだけで鼻に「ツン」とした香りが漂います。

ヒーリングエリアでは薬草について学べます。ヒーリングエリアを抜けて、熱帯雨林の木々に囲まれながら歩くこと20分。目的のナショナル・オーキッド・ガーデンに到着しました。入場門から約40分ほどでした。
ナショナル・オーキッド・ガーデン(国立洋蘭園)
ナショナル・オーキッド・ガーデンは世界最大級の国立蘭園で、シンガポール植物園に行くなら必ず訪れていただきたいスポットです。園内で唯一入場料が必要なエリアで、大人は5S$、学生・シニアは1S$、12歳以下は無料です。
私はインターンシップでシンガポールに来ていますが日本では学生のため、大学の学生証を見せてみると、なんとOKでした。1Sドルでチケットを購入し、早速入場するとすぐに美しい光景が……。

今までに見たことのない蘭の花の数々。大学で植物について少し学びましたが、日本の蘭の花と比較すると洋蘭は花びら1枚1枚が大きく色鮮やかに思えます(日本の蘭の花は、花びらが小さかったり、細かったりするのが特徴です)。
私が特に目を引かれたのは、洋蘭の中でも有名な胡蝶蘭です。日本の花屋ではよく見かけますが白色のイメージが強く、ここまで色鮮やかな胡蝶蘭は珍しいでしょう。
蘭の花に見惚れながら歩いていると、突然キリン!?実は、フォトスポットの一画です。

エリア内では写真を撮りやすいようにフォトスポットが複数あり、洋蘭の花と記念撮影が可能です。最後に出口には土産屋があるので、そのまま買い物もできます。見どころが多くあり、入場料以上の価値があります。
多くの蘭の鑑賞を楽しんだ後は、すぐ側にあるレインフォレストトレイルへ。
レインフォレストトレイル
レインフォレストトレイルは、熱帯雨林に囲まれて森林浴ができるコースです。

このエリアの植物は人の手が加えられておらず、自然のまま原生林として残されているそうです。日本の森林はほとんど人の手が加えられており、原生林はわずかしか残っていません。
日本では珍しいため、シンガポール植物園に来たら原生林による森林浴も楽しみましょう!約5分ほど歩くと、有名な「絞め殺しの木」と呼ばれる巨大なイチジクの木に到着します。

「天空の城ラピュタ」で飛行石のある木に似ていませんか?
コース自体は約15分ほどで、気持ちの良い森林浴を楽しめます。自然の中にいると澄んだ気持ちになること間違いなし!日頃の疲れも癒されるはずです。
ここまでボタニックガーデンの魅力を紹介しましたが、これだけではありません。
- スワン池のエリア
- 子供のアスレチックエリア
- ジンジャーガーデン
など、ほかにも多くの見どころがあります。
特にジンジャーエリアでは日本ではほとんど見られない生姜の可愛らしい花が見られます。生姜の花を見るなら午前中がおすすめです!
また、大きな芝生エリアもあるのでピクニックや散歩、ランニングにも良いでしょう。

シンガポールへの移住・転職に興味があるなら
物価の高いシンガポールですが、シンガポール植物園は無料で観賞できるため、観光の合間のリラックスなどにもおすすめです。ほかの観光地については以下の記事でまとめているので、こちらも併せてご覧ください。
>>「シンガポールのおすすめ観光地25選!日数別のモデルコースも紹介」
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ライター紹介

Keita Nakashima / Good Job Creations
大学を休学中の学生。昨年1年間はオーストラリアに留学しており、現在はシンガポールでのインターンシップに挑戦中。シンガポールでの暮らしは新しいことだらけで、毎日が刺激的です!